「10年ぶりとなるKIASMOSのフルアルバム、進化と友情の証」
アイスランドの作曲家・ピアニストの『Ólafur Arnalds』。と、フェロー諸島のミュージシャン『Janus Rasmussen 』によるミニマル・テクノデュオ『KIASMOS』の10年ぶりのフル・アルバム。
2020年から2021年にかけて彼らは新たなエレクトロニック・ミュージックを制作するためにバリ島にあるオーラヴルのスタジオで1ヶ月を費やして制作。
ガムランなどの伝統的なバリのパーカッションをサンプリングし、ヤヌスが録音した自然環境のフィールド・レコーディングが取り入れられている。
オープニングトラックの「Grown」は、繊細な雰囲気の真骨頂であり、アルバムの深みのあるアコースティックなテクスチャー、雰囲気のあるアンビエンス、落ち着きのないグルーヴ、そして野心的なストリングスアレンジメントの中に、Kiasmosがいかに音の建築家として進化してきたかをはっきりと感じられる。
アルバムの各曲はミニ・エピックであり、エレクトロニック、クラシック、レイヴの間を軽々と行き来し、息をのむ間もなく引き戻される。
より広がりとエモーショナルさを湛えたサウンドは、彼らの友情と音楽的化学反応が時間と共にいかに深化してきたかを証明する作品となっています。
輸入盤LP2枚組、全世界2000枚限定クリア・ヴァイナル仕様。
— Infomation —
Tilte… II (Limited Edition Double Clear Vinyl)
Artist… Kiasmos
Country… Reykjavík, Iceland
Tag… Ambient, Electronic, Techno
Label… Erased Tapes
Release… 2024/07/05
— 店主より —
去年、単独公演と朝霧JAMへの出演を果たしたKIASMOS。今年はフジロックに出演が決まっています。
深夜のレッドステージで彼らのパフォーマンス、想像しただけでもすでに最高です。
予習にぜひ。